霊園に対する考え方の多様化

都立の小平霊園は自然に囲まれたとても静かな霊園です。ここには芝生が敷き詰められた墓地というのがあって両親のお墓がありました。

子供である私達も年齢を重ねそれぞれが高齢になってきたことや、お墓参りに行った時に荒れてお参りの気配が感じられないお墓も多く見かけていました。
かと言って自分達が死んだ後にそれぞれの子供達に祖父母のお墓を守っていかなければならないということを、到底押し付けられるものではありません。

これから先両親のお墓を守っていくという事に対して私達姉妹がそれぞれ不安を感じるようになってきていました。霊園の中には合祀墓地というのがあるということがわかり、姉妹で相談して両親の遺骨をそちらに移すことにしました。

既に霊園内にはお墓があったので移動する際の費用もかなり安く優先的に出来ました。遺骨を移動するにあたり霊園で手続きをし石屋さんにお坊さんの手配をお願いしてお経をあげて貰いました。

新規に霊園に申し込む場合は抽選で、競争率もかなり高くなってしまうようです。何しろ都営なので維持管理費もかなり安く人気があるようです。遠くてお参りに行かれなくても合祀なので誰かしらの家族がお参りに来ているという安心感もあります。お盆に霊園にお参りに行った時にも合祀墓地に納骨してある人達がお花を手向けているのでしょうか、花立には沢山の花が飾られていました。

時代と共に死んだ後に残された者がお墓を継承していくという事に対しての考え方も色々と変化していて、霊園としての役目も多様になってきていると思います。